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嘘みたいに全部当てはまらない商売の原理原則

とある記事より引用させていただきますが、
商売の原理原則は、継続は力なりやマーケットインという考え方、
卵を一つの皿に乗せるな、業務の標準化と仕組み化。
など大手企業が長年かけて創り上げてきた形を
記事にして紹介しているメディアを見ていると、
「基本ができていない理由」という項目に
下記内容がありました。
その項目をじーっと読み進め、慎重に高鳴る鼓動を抑えながら読み終えた時、面白いくらいぜーんぶ自社に当てはまったので、ご紹介します。
これは自社を否定しているのではなく、改善の余地が目に見えてわかりやすかったので、他のサラリーマンの方にもご紹介したいと思います。

○ 情報(データ)の重要性についての認識不足
トップが情報管理の重要性およびその活用の有効性を認識していない

小売りの自社はバイヤーの絶え間ない努力と店舗スタッフの日々の営業があり一円でも多く利益取り、一円でも安くお客様に買っていただくことを掲げている部署があります。
そこのトップがまるで情報、数字データに関して大雑把な印象を受けます。
最近だと損益表の見方と各項目の売上比率を考えるセミナーの中で、そのトップは余裕の表情でセミナーに参加していた。もしかすれば、登壇して僕達に今の店舗損益と適正比率について話してくれるのかなと思ったのですが、立つことなくしっかりとどっしりと椅子に座られておりました。
いやいや損益について知ってないと「あかんや〜ん」と一人笑ってしまったのです。
セミナーが進む時に衝撃だったのがそのトップが質問の中で、減価償却は年々数字が下がっていくんですね?とおしゃっており、知らんかったんか〜いとツッコンだ記憶があります。
そんな状態なので在庫回転率も見れておらず、あんなにも不動の在庫が店舗にあるのでしょうね。


○ 売上重視への偏り
トップが「売上重視」に固執しすぎると、「売上さえ上げればいいんだ」ということになり、「利益をあげる」という商売の基本を忘れてしまう。

まさにこれは1年前に会社トップにいわれたことで、
とにかく売上をあげよう!目指せ◯◯億!みたいな感じで言われたので
小心者の僕はココロの中で「利益いらんのかーい」とつっこみました。
考え方は違いますが、仕組みは家の家計簿と同じなので、
なんでもいいからお金を集めてきてー!強盗でもひったくりでも詐欺でも勤労してもなんでもいいからお金ちょうだい!と言われているもので、
売上をあげるという目標を掲げてしまうと、お店ではさまざまな商品が原価割れだったり割引といった犯罪を犯してしまいかねないですね。

○ 個人の営業力への依存
中小企業の多くが、会社の知名度が低いため、営業は個人の力によるところが大きく、会社として組織的な営業は無理だと考えてしまうトップが多く見られる。
「優秀な人に付いていた顧客が逃げていってしまうのではないか」と考え、営業マンの担当先を替えることができず、優秀な営業マンのやり方が会
社に広がっていく(営業の仕組み)ことがなく、会社としての営業ノウハウが蓄積できずにいる。

これは完全に人依存です、できる店長がドンドン他の競合他社に引き抜かれていきました。するとその店舗はガタガタになり、後任の社員を店長にあげたとしても店長マニュアルもなければ運営計画もないので、
わけもわからずがむしゃらに頑張ります。
その間お店の売上は不安定かつ下がる傾向にあり、一から自分で考えるので2〜3年で成長し、売上を作れる店長になったとたん競合に引き抜かれていくという完全な天然店長育成農園みたいな感じでした。


○ 顧客視点の欠如
売上を上げる為に、基本中の基本である基本動作(挨拶、電話対応、清掃、身だしなみ 等々)が重要視されず、基本動作の訓練に時間を取るよりも、商品を売る時間の確保が優先され、基本がおろそかになっていき、顧客がどんどん離れていってしまう。

店舗に入るとホコリまみれの商品とシール跡だらけの棚、切れた照明など
少し目線を変えるだけでわかることができていない店舗が多くありました。本部員も何をしに店舗巡回してるのかわからないような汚いお店でした。挨拶もやはりできている人とできていない人の差が大きくありました。人の目を見る人見ない人、笑顔で挨拶する人無表情の人、店舗によりバラバラです。

○ トップの甘え
ビジネスの基本的なことが徹底できない理由は、トップが本気になっていないことが一番の原因。

会社のトップはやとわれ社長です。自信はしっかりと昔取った杵柄であろう営業でドンドン上に上がるタイプの人ですが、何せ店舗運営の経験がないため言っていることが無茶苦茶、しかも言いたがり忘れっぽいとそこに振り回される社員も社員ですが、社長も社長です。
本当に店舗のどこが悪いのか、どういったところを改善したら売上につながるのかなんて話一度もしたことがありません。
根性論、精神論はしっかりと蓄えがあるようなので、饒舌に話されますが
いざ売上追求の話になるとそっと席を外されます。
本気で内側からどうこうしようといった考え方がないのを
現場の人間には見抜かれているんでしょう。


冒頭でも書きましたが
こんな会社だからこそ
改善する余地があり、かつ売上を上げることができると思います。実際店舗運営をしていない立場なので、強く言えませんが一つ一つみんなで潰していこうと考えます。


もしこの文面の引用部分がどなたかの会社に当てはまってしまった場合は、しっかりと改善しましょう。