中本のラーメンは辛かった。
辛さは味覚にはなくて、刺激。
激辛ブームが去り、定番化しつつある辛いと言う食のカテゴリーにおいて、中本のラーメン、食品開発は文化を作ってしまったと考えています。
中本の「北極」は辛くて食えたもんじゃねぇ。でも望んであの刺激を求める消費者、ファンがいることには驚きと、羨ましさも少しあります。
辛くしたらいいと言うものでもないし、うま辛と店舗でも伝えている通り、味の深さがあると思う。
でも辛い!
ほんとうに辛い!
大阪は今スパイスカレーブームでオフィス街である本町エリアには様々な個性の店舗が軒並みオープン、店舗同士の繋がりも高くどこの店舗も常に高いレベルで美味しいカレーを提供してくれています。
その中で、コロンビアエイトというお店があり、そこは今流行りのインスタ映えするような、上に青唐辛子が乗っているカレーが提供されている。
このお店、実はレトルトカレーも開発していてスーパーでも並ぶようにしっかりと流通の計画と営業をしています。
店舗も大阪市内に2店舗構えていて、オーナーの経営的目線がかなり伺える。
カレー仲間と週一回ほどのペースで店舗まわりをしますが、レトルトまで展開しているお店はここくらいです。
店舗を構えているオーナーのなかで、関西ではたむらけんじさんが実力経営感ともにずば抜けているんじゃないかと思うが、多店舗他業種展開、商品開発、各メディアでの営業活動、なかなか個人単位であそこまで動けない。
中本、コロンビアエイトそして焼肉たむらに通じて思うことは、オーナーが職人・料理人ではなく経営者なんだなと改めて思いました。
中本は全国区になり、コンビニでもラーメンが買えるようになっていますが、コロンビアエイトのこれからの営業活動をじっくり見ながら応援していきたいと思います。